2011年8月4日木曜日

鳥越峠~愛嶽山~竈門神社

鳥越峠入り口
日曜日の午前中バタバタとお弁当を作りいつものごとく宝満山に向かった。 11時半頃現地に到着し駐車場のオーナーとパソコン談義をしていたところあっという間にお昼は過ぎ、ジリジリとした真夏の暑さに宝満山登山の心はすっかり折れてしまった。まっ、時間だけはあったので以前から考えていた鳥越峠~愛嶽山~竈門神社のコースを通って見る事にしました。
内山林道の中間にある「鳥越峠・林道入口」からゆっくりとしたペースで30分程度林道を登ると久々の峠に到着。 ベンチに腰掛けるとどこからか涼しい風が・・・。更に30分休憩タイムが伸びてしまったが気をとり直して愛嶽山山頂へと向う。 

正面登山道と内山林道の分岐点(二段池の手前)から、正面登山道~中宮跡と鳥越峠~行者道~中宮跡の2ルートの距離をグーグルマップ上で計測したところ、正面登山道が1.6km、行者道ルートが2.5kmと行者道の方が1km程距離が長い。 同じ標高で移動距離が長ければそれだけ勾配が緩やかで歩きやすい道といえます。(実際には行者道と正面登山道の勾配はほとんど同じであるが・・・。)林道~鳥越峠までは作業車が通行出来るようになっているため楽に登れます。

行者道は「宝満山名物」の長くて苦しい「石段」が無いため、登り下りともベテラン登山者が多いのが特徴ですが、鳥越峠~愛嶽山~竈門神社に抜けるルートを使う人はあまりいないのが現実です。 予想に反し登山道はよく整備されているのに驚きました。この道は電力会社の整備道として、また筑紫野市の登山道として整備が行き届いているのでしょう。

鳥越峠から愛嶽山山頂までは緩やかな尾根道です。500メーター程度進むと愛嶽山に到着します。

軻遇土神
尾根道を少し登ったところに石造りの鳥居があり、その奥に鉄製の鳥居、その先の急な石段の上に小さな石祠があります。
山頂にある「愛嶽神社」には火の神・軻遇土神がお祀りされています。牛馬が農業や交通の手段として無くてはならなかった時代では「牛馬安全」「五穀豊穣」を願う参拝者で賑わいを見せていましたが現在では「火伏せの神」「商売繁盛」の神として信仰されているみたいです。


竈門神社は右に下る
軻遇土神にお詣りをして急な石段を降りたすぐ右に小さな標識と共に「竈門神社」への下山道があります。 
この道を少し下ると「竈門神社右に下る」標識があり、右に下ります。直進方面に赤テープの印がありますが「竈門神社」はみぎです。 そのあとは良く踏み固められた山道を下っていけば比較的問題も無く竈門神社の裏にたどり着けます。

鳥越峠~内山林道のルートよりも距離があり、勾配も少しきつい感じでした。(愛嶽神社~竈門神社まで約1.23km)

竈門神社の駐車上に戻るのであれば愛嶽山経由で下山する方が距離で500m程度短縮できます。
より大きな地図で 内山林道~鳥越峠~愛嶽山~竈門神社ルート を表示


地図は今回での登山ルートをGPSソフト「My Tracks」を使用。正面登山道・行者道省略しました。

ピッカピカのトイレ(水洗です)
久々に「竈門神社」に立ち寄ったので駐車場に新設されたトイレの写真をアップします。(竈門神社の駐車場は400円)


いつも駐車している「鳥飼有料駐車場」(300円)の裏にある清流をきれいに手入れされているのでその写真も掲載します。

この沢はどうやら3合目にある水飲み場が源流のようです。秋には紅葉の紅葉がきれいな場所になるでしょう。

この鳥飼有料駐車場にお越しの際は是非とも御覧くださいとのこ
と。

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