2011年9月18日日曜日

自家製虫除けスプレーの効果

このブログの左にあるベージ欄に「効果テキメン!虫除けスプレー」の記事を載せましたが、今回はそれの補足です。 

春、夏、秋と山登りといえば蚊・蜂・虻に悩まされます。  山だから仕方が無いのでしょうか?蚊取り線香、市販の虫除けスプレー、長袖・長ズボン・虫除け防止の帽子で完全武装、等々。
私もこの「自家製虫除けスプレー」に出会う前は、いろんなメーカーの虫除け剤を使用していました。 そのほとんどが「蚊」に対してはある程度効き目があるが、「蜂、蚋」には効き目が無い、というものがほとんどでした。 また、刺激が強すぎて肌に合わないなどの副作用もありました。 そこで「インターネット」で情報を集め自作したのが前回の記事です。
前回の投稿から1年たちましたが、宝満山では蚊取り線香を腰にぶら下げうちわを振り回す人が多く見られます。  
 このブログ「見られていないなー」と思いつつ、この「虫除けスプレー」の検証結果をお知らせします。
 
【効果】
 「蚊」、「蜂」、「アブ」に効果があります。 低地にいる「コバエ」(目の周りをうろつく奴)には効果は有りません。 
※市販している虫除けスプレーは蚊に対しては効果がありますが、蜂やアブなどには効果がありません。
虫の嫌がる「匂い(ハッカ油)」を利用しているので、匂いが薄れると効果がなくなります。雨降り後、降雨中などや汗をかいた後など。

【特徴】
 低コストで大量に作れます。 市販されている虫除けスプレーのようにヒリヒリするなどがほとんどありません(低刺激)。 「セスキ炭酸ソーダ」が汗の酸性物質を弱アルカリ性に変えてくれるのでスッキリ爽やかです。(重曹と同じ成分)。 この汗の酸性物質に虫は寄ってきます。 天然ハッカ成分で虫を寄せ付けません。(殺傷能力は無い)

天然ハッカ油は水(精製水)で100倍に薄めて使うので、被れたりすることがあまり有りません。肌の状態にあわせて濃度を加減して下さい。200倍程度に薄めても十分効果があります。
 
【取り扱い】
 汗をかいたり体をタオルで拭ったりすると「匂い」が無くなるので、その都度スプレーして下さい。 薄める水は水道の水でも利用できますが不純物が多いと腐りやすいので私は薬局で「精製水」を購入、利用しています。(500mlで100円程度)
 低刺激なので頭部での使用も可能です。 蜂やアブなどは「黒いもの」によってくる習性があります。 白っぽいタオルや帽子を頭に被り、そのうえからスプレーすると効果的です。


私はこの虫除けスプレーを使い出してから山で「蚊」や「蜂」、「アブ」などに刺されたことが有りません。 ポイントとしてはこまめにスプレーすることです。 一回の登山で100CCのスプレーボトル1本まるまる使用しますが、かなり安く作れるのでとてもお得です。

【作り方】
 (用意するもの)

・ハッカ油   薬局で20cc千円程度です。

・セスキ炭酸ソーダ  100円ショップ(キャンドゥ)で手に入ります。 (洗剤コーナー)
 無ければ重曹でもかまいません。

・精製水(薬局にあります)
 
・スプレーボトル(どこの100円ショップでも販売しています。化粧品コーナー)

 (作り方)
作り方はいたって簡単です。 
 
空のスプレーボトルにハッカ油1cc程度、セスキ炭酸ソーダ1グラムを入れ、水(精製水)を100cc
注ぎ よく振って溶かしたら出来上がりです。 ハッカ油は0.5cc程度でも効果はあります。

100ccのスプレーボトル20本分で1300円。  1本あたり65円です。(ボトル代含まず)

お試し下さい。


※ハッカ油は薬事法の改正により薬局で見かけなくなりました。 登山ショップで置いてある「北見のハッカ油」も同じものです。原液の場合がほとんどなのでやはり薄めて使用して下さい。 

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